2004年05月11日

ビッグ・フィッシュ

 久し振りに映画館で泣いた。爽やかに感動して泣けた。これはいい作品だ。

 作り話ばかりしてヒトを喜ばせようとする父親。そんな父親を信用できない息子。父親の忌に際して初めて、父親の真実を知る息子。自分の人生を「夢」で味付けして子供に託せたら、それはメチャ素敵。

 肉親の死という現実と、ありえないほどハイテンションなファンタジーが、話が進むにつれてどんどんシンクロしていき、ピタリ重なったところで大団円。ティム・バートンの計算が、観る人の微笑みと涙を誘い、もれなく幸せな気持ちにさせてくれる。

 年に数回なら映画館に足を運ぶという人なら、そのうちの一回はコレに割くべきだ。めったに行かないなら、これくらいは行っておけ。俺様的に強力プッシュしたい一作。絶対いいからさ。


  • ビッグ・フィッシュ official
    主人公の父と子のほか、脇役も全員いい味出している。俺様はとりあえず妻2人の深い愛に涙してしまった。ティム・バートンのイメージを塗り替える一作、ぜひ皆に見てもらいたい作品。つうか、コレ読んでる奴は全員見ろ。



Posted by たおまさ at 23:55│Comments(0)
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