2004年04月06日

アップルシード

 新世代映像!として一部でちょっと話題の劇場版「アップルシード」試写。アニオタの気持ちを少し垣間見た気がした。
 背景はグルングルンかつテッカテカの「これでもか!」な3D映像。そこでスピーディなアクションを繰り広げる主人公たちがいわゆるセル画風アニメーション。まあセル画っつっても3Dモデルの2D写像に縁線が付く感じ?ここらへんがハイテクらしいが。
 オールツルツルテカテカの3D映像だったらかつて「ファイナルファンタジー」つう作品(テーマソングだけやけにカッチョ良かった)が公開されたが、アニオタが全く食い付かなかった。だから、これならどうよ、という空気がこの作品から伝わってくる。
 そもそも、モデリングされた3D映像をわざわざ2Dのセル画風に加工することに矛盾があると思うのだが、要するに、アニオタにとってアニメはあくまで2Dでなくてはならないという事なんだろうな。そういや人物モデリングのデカい目&爆乳&ありえない仕草も、そっち方面対応なのだろう。yes、人物のモデリングではなくアニメキャラのモデリングなわけだ。
 ストーリーは一本筋で非常に分かりよいし、テンポもいいので退屈するようなことはない。3DCG全盛のなかで、アニオタどもの「もがき」を感じることが出来る作品。


  • 劇場版「アップルシード」 official
    「現実の女」と「アニメの女」、どちらを愛するほうが快感か?・・・・後者を選ぶ者なら、CG映像の行き先はこれの先にあると思えるのだろう。ちゅうかさ、アニオタのいう美少女キャラってこんなんなわけ?おいおい。
    映像自体、思ったほど違和感は無いのだが、表現として不自然であると俺様は思った。



Posted by たおまさ at 23:55│Comments(0)
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