1999年08月05日

交錯

 こんな精神状況は、誰に説明したところで分かってもらえるモノではない。というか、寂しい事だが、誰にも理解してもらわなくてもいいと思えた。説明しておかなければ、という人も状況もない。僕しか居ない、僕がやらなければ、という孤独感だけが僕を突き動かす。

 強がりではない。多分こういう事はそういうモノだ。分かち合おうとした人に負担になる事、それが最も恐ろしい。
 身内は今CCUに入って集中治療を受けている。面会もままならない。こんな時に僕は何もできない。いや、何もしないでおこうと努めている。何もない顔でいようと努めている。まぁまだ僕的にも大丈夫のようだ。
 しかし僕のことだ、いつか孤独に耐えられなくなる。支えが必要になる。その時は誰か、助けて欲しい。


Posted by たおまさ at 17:37