1999年07月25日

終末がくる前に

 きょうはこの世が終わる日だと思っていたのだが、どうやらそうでもないみたいだ。どおってことない時間がやはり過ぎていった。いつもと違う事は、高校野球地方大会で智辯が劇的な逆転勝ちでベスト4入りをした事と、明日の大阪出張を急に部長から連絡されたぐらいのものだ。全世界的におかしくなってしまうのは今更ながら少し困ってしまうが、僕の身辺だけでは少しぐらい変化があってもよかったのに、と思った。ま、もともと終末論者じゃないんだけどね僕は。

 しかし、最後の最後にこんな僕じゃあねえ、な感じも否めない。大事な何人かの仲間の心を殺したまんまだし、仕事も中途半端だし、第一身辺の現状を頭の中で整理できていない。出来るならすっきりして終末を迎えたいと思うのだが無理かな。
 男たるもの、急に特定のツレアイが欲しくなる時というタイミングが人生で必ずあって、僕は普段はあんまり気にならなくて不特定でいいやと思う方なんだが、今、ひょっとしたらそうかもしれないな、と思える。マジで。しかしそれだけが全てじゃないんだよね絶対。それだけが全てでやっていける奴ってのは身の回りにもいるけれども、そういう奴らはある意味幸せだよな。でも僕は出来ないな、純粋じゃないからねえ。おっと、話が逸れた。
 要するに、独りでこの世の終末を迎えるのは寂しい事この上ない、と、それだけの事だ。ああ、そうそう、卒業式を前にすると、急に彼氏彼女を作っちゃったりしたでしょ、あれですよ多分。


Posted by たおまさ at 17:26