1999年01月21日

狩人の勇気

 誰もが大切な誰かを守るために、大切な何かを捨てている。例えば誇りを、例えば夢を、例えば牙を、例えば愛を。

 だからさ、守られる者は見届けてやってほしい。草むらに身を潜め、汚泥に顔を伏せて、大切な何かを胸に秘め、変転の時を待つ狩人の勇気を。



Posted by たおまさ at 14:18