1998年11月15日

しし座流星雨カウントダウン

 しし座流星雨の季節がやってきた。しかも今年は99年に1度の極大だという。準備に取りかかろう。

 流星群のうち流星の出現数の非常に多いものを「流星雨」と呼ぶ。英語では、流星群を「meteor shower」、流星雨を「meteor storm」と呼ぶらしい。

 流星雨なんてモノは実はしばしば見られるモノなのであるが、中でも最も迫力のある出現を見せてくれる流星雨、まさに流星雨の王者とでもいうべきなのが「ペルセウス座流星群」とならぶ「しし座流星雨」なのである。

 しし座流星雨は、ここ200年だけをとってみても、1799年、1833年、1866年、1901年、1965年、1966年と出現しており、約33年の周期を持っている。周期33年のテンペル・タットル彗星が残していったチリによるものである。

 特に、1833年、1901年、1966年は、大出現だったようで、1時間に数千から数万の流星の出現が見られ、空が流れ星で満たされる状況であったという。

 出現は短時間でそれが良く見られるのは、明け方の数時間に限られるため、世界の特定の地域でしか大出現は見られない。大出現のない年は、ほとんど目立たない程度の「しし座流星群」があり、これが33年毎に大化けするわけだ。そして、それが日本で見られるのは99年に1度。

 さて今年はそのピークの年に当たる。ピークは今週水曜日の18日未明。おそらく午前0時くらいから空が明るくなるまで目が離せないだろうなあ。


Posted by たおまさ at 13:08