1997年01月11日

トゥパク・アマル in Internet

 リマの日本大使公邸人質事件で、行程に立てこもる極左ゲリラ、トゥパク・アマル革命運動は、インターネットに開設しているホームページを通じて各国の過激派グループとメール交換をするなど、電子メディアを活用した活発な宣伝戦を展開しており、ペルー当局は警戒を強めている。


 トゥパク・アマル革命運動のホームページには、活動内容や犯行声明などが掲載されており、地元放送局の特ダネとして話題になった事件の「作戦会議」を写したビデオも見ることが出来る。

 このページには最近、トルコの過激派グループから連帯を表明するメールが届き、宣伝戦も世界の過激派の仲間内ではそれなりに効果が有るようだ。

 また、トゥパク・アマル革命運動を支援する組織のページからは、フィリピンやアイルランドなど世界中の極左グループのページにアクセスできるようになっており、各国の治安当局も注目している模様。


Posted by たおまさ at 21:09