2004年08月09日

TVのチカラ

 仕事アガリでメシ喰って帰ろうと思い夜食呈へ。ふと目に入ったTVでは「TVのチカラ」が。ずっと同じネタで引っ張ってるのでイイカゲンニシロヨと思いながら見てると、おいおい、エラい展開になってるぽいじゃん!
 「三重・20歳OL謎の失踪」
 なーんだ、生きてるみたいやん、「探さないで」とか言ってるみたいだし、と思っていたら、どうも俺様が見逃した先週、霊能力者が出てきて「殺されてるに違いない!!」って言ったらしくて。今回放送の内容は「殺人事件」としての造り込み一色。番組制作現場では、ある程度目星が付いていないとこんな「警察の見解を覆す」造り込みは絶対にしないわけで(もしやってたらバカだ)、おいおいマジカヨ、と。
 警察があえて発表しない事実、つうのは確実に存在する。そして、それを暴く事が常に正義であるとは限らない。もし何かの理由で三重県警があえてそう発表していないのだとしたら・・・。

 イヤ待てよ、この番組は、警察とTVが手を組んだ壮大な捕り物劇なのかもしれない。犯人は特定してるんだが何らかの理由で逮捕できず自首を待つしかない、そんな状況の警察と、だったらうちが追い込みかけちゃいましょうというTV局。「ここまで判明しました!」みたいに毎週放送することで、犯人が自首せざるをえない状況に追い込んでいく事は可能である。マスコミという存在の、ある意味で理想形ではないか。

 この番組、正直バカにしてたが、ちょっと目が離せなくなってきた。


  • 奇跡の扉・TVのチカラ 
     この事件について序盤とかなり論調が違ってきている。終結は近いかも。
  • 山浦希望さんを捜しています 三重県警
     警察が殺人かどうか掴んでいないのに、マスコミが先行して殺人だと放送する事なんて、現実問題ありえないよ。犯人は別件ですでに警察の手の内(複数ならうち1人)で、共犯について口を割らないとか。死体が見つかれば共犯が割れるので場所を言わないとか。そこらへんかもな(邪推)。



Posted by たおまさ at 23:55│Comments(0)
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