2004年06月03日

天国の本屋 恋火

 天国でこうなってて、下界ではこうなってて、そのうち2つが重なって、ハッピーエンド。俺はこういう作品を「竹内結子パターン(pat pend)」と名付けたい。なんせ竹内結子の映画。ぶっちぎりに出っぱなし。彼女のファンならこの映画で飯が食える。間違いない。
 ストイックなストーリー展開のオーラス、オチが非常に良い。激しく打ち上げられる花火。浜に突然生えたグランドピアノが奏でる組曲。ラスト一瞬で満開になる恋愛。松任谷由美の軽薄すぎる歌声。巷の恋人たちが求めるシチュエーションがそこにある。香川照之はどうでもいい、ヤツはストイック過ぎるし、美しくない。

 今、世間では「世界の中心で愛を叫ぶ」が大ヒットしているので、その陰に隠れてしまいそうなのがやや勿体無い。




Posted by たおまさ at 23:55│Comments(0)
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